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2024.10.31

システムキッチン交換の費用や工期を解説!種類とメリットデメリットも

#お役立ち情報

「古くなったからシステムキッチンに交換したいけど、費用が気になるな…」
「対面キッチンに変更したいけど、工事は大変なのかな?」
「システムキッチンを選ぶポイントがよくわからない…」

毎日の料理をより快適に楽しむために、システムキッチンの交換を検討している方は多いのではないでしょうか。

しかし、費用や工期、選び方など、わからないことも多く、なかなか踏み切れないという声もよく聞かれます。実は、システムキッチンの交換は、適切な計画と知識があれば、スムーズに進めることができます。

本記事では、システムキッチンの基礎知識から、種類別の特徴、費用相場、そして失敗しない選び方まで、詳しく解説していきます。これからシステムキッチンの交換を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

システムキッチンとは?

システムキッチンは、シンク、コンロ、収納、調理スペースなどを一体化した現代の標準的なキッチンスタイルです。

従来の「セクショナルキッチン」が個別のパーツを組み合わせる形だったのに対し、システムキッチンはワークトップ(天板)が一体となっているのが特徴です。これにより、パーツの隙間に汚れが溜まりにくく、お手入れが簡単になりました。

また、作業スペースが広く取れ、効率的な動線で料理ができます。収納も豊富で、背面収納やスライド式の引き出しなど、使い勝手の良い設計になっています。

システムキッチンの種類とメリット・デメリット

システムキッチンには、設置するスペースや生活スタイルに合わせて選べる様々な形状があります。ここでは、代表的な3つのタイプについて、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説していきます。

・I型キッチン
・対面型
・L型キッチン

それでは、各タイプの詳細を見ていきましょう。

I型キッチン

最もベーシックな直線型のキッチンです。壁に沿って設置するため、省スペースで効率的なレイアウトが可能です。

作業スペースが一直線に並ぶため、無駄な動きが少なく、一人での作業効率が高いのが特徴です。価格も他のタイプと比べて抑えめなため、コストパフォーマンスに優れています。一方で、複数人での作業がしづらく、リビングに背を向けての作業となるため、家族とのコミュニケーションが取りにくいというデメリットがあります。

また、作業スペースを広くとろうとすると、横幅が大きくなり過ぎる可能性もあります。

対面型

リビングに面して設置する人気のスタイルです。料理をしながら家族との会話を楽しめ、小さな子どもの様子も見守れるため、家族のコミュニケーションを重視する方に最適です。カウンターを設けることで、ちょっとした食事スペースとしても活用でき、来客時のおもてなしスペースとしても重宝します。

一方で、調理中の音や匂いがリビングに広がりやすいため、換気には特に注意が必要です。また、工事費用が比較的高額になり、十分なスペースの確保も必要です。配管の移設が必要になる場合は、建物の構造上の制約も考慮しなければなりません。

L型キッチン

コーナーを利用して設置するL字型のキッチンです。作業スペースと収納を効率的に確保できるのが最大の特徴です。

シンクとコンロの位置を適切に配置することで、効率的な作業動線を実現できます。また、コーナー部分を利用して、回転式の収納を設置できるのも魅力です。2人以上で料理をする機会が多い家庭や、調理器具が多い方に特におすすめです。

デメリットとしては、コーナー部分が使いづらくなる可能性があることや、I型と比べて設置スペースが必要になること、また価格も若干高めになる点が挙げられます。

システムキッチンの費用相場

システムキッチン交換の費用は、工事の内容や選択する機器のグレードによって大きく変動します。

基本的な取り付け工事のみの場合、I型キッチンで50~100万円、L型キッチンで60~150万円、対面型で80~200万円が一般的な相場です。これに加えて、レイアウト変更や給排水管の移設が必要な場合は、追加で30~50万円程度の費用が発生します。また、内装工事を含む場合は、さらに費用が必要となります。

キッチンリフォームの詳しい費用相場や、費用を抑えるポイントについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

キッチンリフォームの費用相場は?内訳や注意点まで解説

システムキッチン交換の工期目安

システムキッチンの交換にかかる期間は、工事内容によって異なります。最も一般的な同じ位置での交換であれば、通常3~4日程度で完了します。

キッチンパネルの張り替えや床材の交換など、内装工事を含む場合は1週間程度必要です。対面キッチンへの変更など、レイアウトを大きく変える場合は、給排水管の移設や電気工事なども必要となるため、2週間~1ヶ月程度の工期を見込む必要があります。

工事中はキッチンが使用できないため、事前に代替手段を考えておくことが重要です。

システムキッチン交換の注意点

システムキッチンの交換を成功させるためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。ここでは特に注意が必要な3つのポイントについて解説していきます。

・事前の採寸と搬入経路の確認
・グレードと予算のバランス
・配管工事と建物構造の確認

それでは、それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

事前の採寸と搬入経路の確認

システムキッチンの設置には、正確な採寸と搬入経路の確認が不可欠です。キッチンスペースの採寸では、間口や奥行きだけでなく、天井高や窓の位置、配管の位置なども細かく測る必要があります。特に注意が必要なのが搬入経路です。

マンションの場合、エレベーターや階段、玄関の大きさによって、搬入できるキッチンのサイズが制限されることがあります。また、間取りによっては、廊下の角を曲がれないケースもあるため、事前に経路の寸法を確認し、分割搬入が必要かどうかも検討しましょう。

グレードと予算のバランス

システムキッチンには、扉材や天板の素材、収納の仕様、調理機器の性能など、様々なグレード設定があります。見た目や使い勝手にこだわると、予算が大きく膨らむ可能性があるため、優先順位をつけて選択することが重要です。

例えば、毎日使う収納や調理スペースは使いやすさを重視し、装飾的な要素は標準グレードを選ぶなど、メリハリをつけた選択が賢明です。また、将来的なメンテナンス費用も考慮に入れ、長期的な視点での予算配分を考えましょう。

配管工事と建物構造の確認

レイアウト変更を伴うシステムキッチンの交換では、給排水管やガス管の移設が必要になることがあります。特にマンションの場合、スラブ構造や配管スペースの制約により、自由な移設ができないことがあります。

また、排水管の勾配確保や防水工事なども重要なポイントです。対面キッチンへの変更を検討する場合は、梁やダクトスペースの位置も確認が必要です。これらの構造的な制約は、工事費用や工期に大きく影響するため、事前に専門家との入念な打ち合わせが重要です。

まとめ

システムキッチンの交換は、日々の生活を大きく改善できる重要なリフォームです。種類や形状、グレードなど、選択肢は多岐にわたりますが、自身の生活スタイルと予算を考慮しながら、適切な選択を行うことが重要です。

成功のポイントは、事前の十分な準備と、専門家との綿密な打ち合わせにあります。採寸や搬入経路の確認、建物構造の把握など、細かな確認事項も疎かにせず、計画的に進めていきましょう。

株式会社ハウスプランでは、お客様のご要望に合わせた最適なシステムキッチンの提案から、確実な施工まで、トータルにサポートいたします。キッチンの交換をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

電話:0120-781-037
メール:tak@houseplan-m.com
お問い合わせ:https://houseplan-m.com/contact/

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